blog
2018/05/14 13:08
こんにちは。
THE!!CraftsMan's!!です。
本日は、アイテムができるまで。パート1を更新します。
さてさて、世の中の製品、商品はまず【設計図】【図案】がありますね。どのお仕事にも共通する部分です。
この図案、設計図の製作からスタートです。
今回は割愛 笑
設計図が出来たら、図案をもとに配色選定です。
次に革を染めます。
当工房で使用してます皮革は【昭南本ヌメサドル】です。
このナチュラルな生成りを荒絶ちして染めます。
ブラックです。
染色後、オイルを浸透させて吟すり処理です。
ここまでが数日。
いよいよ型紙よりトレースしてカットに入ります。
と、その前に。
革の裏側を処理します。床洗いや床磨きと呼ばれます。
これは革の繊維層の毛羽立ちを抑える効果と質感がカチッとしたものに変化させる為です。
柔らかいさを特徴としたヌメ革商品はこの床洗いを省いて製品として販売されていますが当工房では床洗いをしております。
ここから、裁断です。
ずばずばっとカットしていきます。
必要に応じて、部分漉きをして厚みを枯れます。
裏貼りする革の厚みを調整します。
すべてのパーツがカットできたら、パート1は終了です。
中央に【山形】に鎮座しているのが表のベースパーツになります。
これは曲げハリと呼ばれる技法で、裏貼りをするときにあらかじめ閉じる方向に形状を記憶させることで革が馴染みやすく勝手に開くことを防止する役割があります。
とはいえ、革の表面が両側にくるので初期動作は固めな印象ではあります。
ここまでがカットまでの一連の作業内容です。このあと、際断面を磨いたり、仕付け、縫製と順をおって仕立てていきます。
その間、工房の足元は散らかります 笑
随時掃除しながらの作業です。
と、本日は簡単にご説明いたしました。こんな感じでパート1はお開きとなります。
次回はパート2でお会いしましょう。アデュー