blog
2018/05/10 16:36
長崎県佐世保市にてレザーアイテムの制作販売をしております。
THE!!CraftsMan's!!の代表 西澤です。
『アメブロ読んでるよー』
と言って下さる皆様
『いつもお読みいただき有難うございます。』
『初めてだよー』
と言われる皆様
『初めまして。どうぞご贔屓に~』
さてさて、ブログ構成をどうしたもんかと思いながら、まずご挨拶をと思いブログを書いてます。
長崎県佐世保市に工房を構え、ウェブでの販売、移動店舗という『妄想』を含めたうえでのイベントでの展示販売を主に行っております。
勿論、工房と呼べるかっこいいお洒落な工房ではない工房にお越しいただき、アイテムの閲覧、販売、オーダーの摺合せも行っております。
当工房で取り扱っている皮革は【タンニンで鞣された皮革】です。
簡単に言いますと、使い込む中で色味に深見がでたり、艶が増したり、柔らかく変化したり。【革を育てる】という言葉がぴったりと合う皮革です。その【タンニンで鞣された皮革】は製造に2種あるのですが、たっぷりとじっくりと時間をかけて鞣す【ピット鞣し】という技術で製造されています【昭南皮革】さんの革を使用しております。
これは【素仕上げ】の本ヌメ革です。この状態で仕入を行っております。
素仕上げとは【タンニン層で鞣されたまま】の状態のこと。この状態からタンナーさんがオイルを入れたり、染色したりして【サドルレザー】と呼ばれる皮革になります。
当工房では、この素仕上げの皮革を染色し、3種類のオイルを時間をかけて浸透させ、革の表面(以下 銀面という)を磨いて艶をだして商品を製作しており【本ヌメスペシャル】と命名しています。
そのほかには、定期的に仕入れをする【外国製の皮革】です。ヨーロッパやアメリカの面白そうな皮革を選んで限定製作商品としています。
しかし、基本は【本ヌメスペシャル】での商品展開です。
お客様オリジナルの【お色】に染めて【ネーム】をいれたアイテムはお客様限定のアイテムとなり、また手縫い(ハンドステッチ)で縫製されたアイテムは壊れにくさという利点もあります。
デメリットとしましては【水に濡れるとシミが出来やすい】【汚れが付着しやすい】【色移りしやすい】ということですね。
水にぬれる懸念があるときは防水スプレーをかけてあげれば軽減できますし、汚れが付着しやすい・色移りしやすい事を懸念される方には【表面コート】をおすすめすることもできますので、お問い合わせいただければ【ヌメ革】のご説明からさせて頂きます。
堅苦しくなっちゃいましたが、まずは当工房で使用しております皮革のお話でした。
お時間を作ってまたブログを書きたいと思います。
それでは~